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チンチョン ひーほー

本日、友人と語り合ったこと。

「チンチョン」「ひーほー」はお馴染みの中国語を 喋っているつもりのケニア
人が中国人と思える人(日本人含む)に投げかける言葉。これを言われて、ムッ
と来る日本人は多い。
それはそこに尊敬の気持ちが1ミリも見当たらず、ちょっとからかっているよう
な、小ばかにしたような言い方をするから。

さて、昨日友人はタウンの ど真ん中を歩いている時、キチンとしたスーツ姿の
おハイソな女性とその連れの男とすれ違ったらしい。
すれ違い様にその男は友人の顔を覗き込むように
「チンチョン」と言ったらしい。こんなこと日常茶飯事なのだけど、その時は異
常にムカついたのと同時に軽い衝撃を受けたとのこと。

その後男はそのハイソな女性に「早 く行くわよ」と腕を引っ張られるようにし
て、立ち去ったらしいが
何故ムカついたのか?を彼女は分析したらしい。

大抵「チンチョン」と言いそうなや つら、例えばタクシーやピキピキ(バイク
タクシー)のたまり場の近くを通る時は、来るぞ!と警戒や覚悟して通るのだ
と。(ふんふ ん・・・)
それが、言いそうに無い立派なスーツ来た知識階級っぽい人のそばを通る時には
無警戒だったし、不意打ちだったからではないか・・・と彼女 は言う。

う〜ん、なるほど。
確かにすぐに「チンチョン」と言うのは、路上の暇そうな野菜売り、警備員、警
察、だら〜っとしているスーパーの定員、物乞いなど暇そうな やつらが中心だ。
そういえば、立派な紳士淑女に「ひーほー」などと突然言われたことは記憶にない。

何故立派な姿の人々は「チンチョ ン」と行き成り言わないのか?
国際関係に敏感なのか?知識があるからなのか?

私は、やっぱり言う人は暇ってこと だと思う。そして、暇だし娯楽としてから
かってみるのではないかと。
きちんとした仕事で忙しい人たちは、他人をからかっている暇はないし、十分他
の娯楽を楽しむ余裕もある。

「チンチョン」はマナーもない、無 知でもあるが、最大のポイントは暇なの
だ・・・と、友人と私の意見は一致して
土曜のお茶の時間を締めくくった。