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フンコロガシのお仕事2

さて続きのフンコロガシの地中のお話です。

フンコロガシは大小様々な種類がいます。時々小さいフンコロガシが小さい糞玉を転がしていたりするけど、決して子供が転がしているのは無い。
ですので、作る糞玉も彼らのサイズに見合ったものです。

ジャクソンは子供の頃、放牧しながら穴掘って遊んでたので、たくさんの糞玉を地中で発見したとのこと。
で最近、その残骸を見つけたから見せてやるよ!とのことで、現場へ直行。

そこでフンコロガシの地中での生活が想像出来る証拠を見せてくれた。
フンコロガシは地中に運んだ糞玉の中に卵を産み、糞玉の外側を土でコーテイングする。丈夫にするためだろうか。
そのまま地中に放置する。ここまでが親フンコロガシの仕事だ。
その後糞の栄養を受けながら卵からかえる。生まれたフンコロガシは更に糞の栄養を取りながら地上に出る時期まで地中の糞の中で育つのだ。
糞の栄養を取ると同時に糞玉の中に空洞が出来ていく。
体の成長と共に、糞玉の空洞は大きくなる。その後卵の殻を破るように、フンコロガシは玉から出て地上に上がる・・っていうわけ。

今回発見した残骸は恐らくはツチブタ(アリクイに似た夜行性動物)が地中から糞玉を掘り出して、割って、中のフンコロガシの子供を食ってしまった残骸だろう・・とジャクソン。
この写真見たらわかると思うけど、土でしっかりコーテイングされています。
カッチカチに。かなりデカいサイズの玉ですが、かなり大きな種類のフンコロガシなのか???
勝手な想像に過ぎないのかも知れないけど、村にいるとフンコロガシやアリの生涯にめっちゃ興味わく~。

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