しばらくケニアは留守にして、縁あってパラオ共和国で仕事してます。
来年1月中旬までは居る予定なので、遊びにきてね〜。
ケニア人の多くはいつまでも勤め人であることは嫌がる。
その人の経済レベルにもよるが、ある程度のお金が貯まったら、勤め人は辞め
て、何かしらのビジネスを始めるのがケニア人のサクセスストー リー。
毎年通ってくださっているご家族と先日訪れてたソリオロッジのお部屋係のケニ
ア人女性は、毎年同じ人で、お世話になっていたけど、彼女も 年内にも仕事を
辞めてビジネスを始めるという。
そのお客さまが、どんなビジネス始めるんですか?と聞くので
「そーですねー、田舎でやるって言ってるから、このクラスの人ならキオスク
(ちょっとした商店)か、ヘアーサロン(髪を編み込む美容室) が大抵の相場で
しょうねー」と、答えた。…
大きなビジネスとは限らないが、田舎の庶民が良くやるビジネスは女性ならそん
な感じだ。
ついでにゲームドライブの時に、ドライバーにも聞いてみた。
「あなたの奥さん何してるの?」
「ヘアーサロンをやってるよ」だって〜。
ケニア人ってわかりやすいわー。
ナイロビの子供たちも自転車を欲しがるので、中流クラス以上の家庭の子供は
持ってる子供が多い。
が、しかしナイロビの子供は子供同士どこで遊ぶかと言うと、自宅の庭やアパー
トの敷地内などの閉ざされたプライベート空間のみ。
治安も悪いし、公園などの遊ぶ場所はない。
郊外のレストランの庭にちょっとした遊具があったりするので子供は喜ぶが、遠
出は大人が車で連れて行く。
公共交通機関利用は危険だし、道路もメチャクチャなので、子供だけで自転車で
行ける感じではない。…
なもんで、せっかく自転車を買ってもらっても、家の敷地外、公道で乗ってる子
供はほぼ見ない。
日本のように移動に使うこともなく、ただ狭い空間でチョロチョロ乗ってる。
こんなとこで乗るだけなら、良い自転車なんか買う必要ないねー、と友人に言うと
「それがさー、狭いところだから急停止や急旋回するし、段差もあるとこをガン
ガン入って行くからタイヤがすぐに痛むのよー」とのこ と。
確かに舗装道路をスイスイ走るのではなく、アパートの敷地内だけだから、段差
や花壇の植え込みまで入っかざるを得ない。
ナイロビ暮らしの子供が乗る自転車はマウンテンバイクだな。