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チキン好き

ケニア人はとっても鶏肉が好きなのは、ケニアに絡んで長い人はご存じのこと。

好きっていうか、他の肉に比べたら高いから憧れるというか・・・。他人のおごりなら、まず必ずチキンを食うケニア人。

これが飛行機の機内食も同じです。
私は機内食を選択するとき、何の肉が食べたいか・・・というより、どんな味付けか、何風に料理しているか、付け合せが米なのかポテトなのか・・・とかが気になる。
しかしケニア人は和風だろうがアラビックだろうが西洋風だろうが、辛かろうが、甘かろうが全く構わず「鶏肉」を選択する。
私は毎回観察しているんですが、選択肢に鶏肉があった場合十中八九チキンを選択。も~、笑えるほど必ず。

今日も私から見える範囲に座ってたケニア人7名いたけど、全員「チキン!」って張り切って答えてたな。

今度皆さんも是非観察を!

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10月14日大阪摂津市講演会のお知らせ

日本出発も近づいていますが、台風の進路が心配です。

今回はまず大阪の摂津で講演します。まだ若干席に余裕があるので摂津市以外の方でも参画可能だそうです。
お茶を飲みながらのこじんまりとしたトークサロンという感じになりそうです。

平成26年10月14日(火) 
午後7時~9時会場摂津市立男女共同参画センター交流室
(摂津市立コミュニティプラザ内)
講師永松真紀(ツアーコンダクター、マサイ第二夫人)
定員20名対象摂津市在住・在勤・在学の方
参加費500円一時預かりあり(1歳6ヵ月~就学前児)
10月11日(土)までに要予約申込受付
問い合わせ先摂津市立男女共同参画センター 06-4860-7112


http://www.with-settsu.jp/seminar260908.html

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フンコロガシのお仕事2

さて続きのフンコロガシの地中のお話です。

フンコロガシは大小様々な種類がいます。時々小さいフンコロガシが小さい糞玉を転がしていたりするけど、決して子供が転がしているのは無い。
ですので、作る糞玉も彼らのサイズに見合ったものです。

ジャクソンは子供の頃、放牧しながら穴掘って遊んでたので、たくさんの糞玉を地中で発見したとのこと。
で最近、その残骸を見つけたから見せてやるよ!とのことで、現場へ直行。

そこでフンコロガシの地中での生活が想像出来る証拠を見せてくれた。
フンコロガシは地中に運んだ糞玉の中に卵を産み、糞玉の外側を土でコーテイングする。丈夫にするためだろうか。
そのまま地中に放置する。ここまでが親フンコロガシの仕事だ。
その後糞の栄養を受けながら卵からかえる。生まれたフンコロガシは更に糞の栄養を取りながら地上に出る時期まで地中の糞の中で育つのだ。
糞の栄養を取ると同時に糞玉の中に空洞が出来ていく。
体の成長と共に、糞玉の空洞は大きくなる。その後卵の殻を破るように、フンコロガシは玉から出て地上に上がる・・っていうわけ。

今回発見した残骸は恐らくはツチブタ(アリクイに似た夜行性動物)が地中から糞玉を掘り出して、割って、中のフンコロガシの子供を食ってしまった残骸だろう・・とジャクソン。
この写真見たらわかると思うけど、土でしっかりコーテイングされています。
カッチカチに。かなりデカいサイズの玉ですが、かなり大きな種類のフンコロガシなのか???
勝手な想像に過ぎないのかも知れないけど、村にいるとフンコロガシやアリの生涯にめっちゃ興味わく~。

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フンコロガシのお仕事1

村では時間がゆっくりながれるので、昆虫観察して遊んだりしてます。それにしても、虫を観察してると面白いっす。
ファーブルになった気分。

「フンコロガシのお仕事」

①適当な大きさの牛糞をもぎ取ります。
②転がし始めるけど、大きさがまだ足りない様子。少しずつ牛糞を追加して大きくしていきます。
③大きさに納得したら、転がして巣穴に持って行くー、と理解してたけど、どうも巣が始めからあるのではなく、気に入った場所に穴を掘って糞玉を入れる様子。
④どうみても穴より糞玉がデカイ。入れて見るけど入らない。
そうしたら、フンコロガシは穴の中から(糞玉の下)穴を拡張して大きくしていきます。
⑤遂にスッポリ入る穴が完成。
丁度穴を塞いでるような感じになります。まだ地面より糞玉が少し飛び出してます。
⑥その後更に内側では穴を掘り続けている様子で掘った土を外に出していて、その土で糞玉が完全にカバーされました。
土が盛り上げられているところ見つけたら、それはフンコロガシの糞玉が中にある可能性高いです。

さて
ここからは地中の出来事で、見ることは出来ないけど、その後の事情がかなりわかる証拠をジャクソンが見せてくれた。その2に続く~。

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サイ騒動

村からです。
サイは普段公園の中にいるのだけど、たまーに公園の外に紛れ出てしまう。柵も無いから不思議なことではないけど、うちの地域に来るのは稀なこと。
昨日はなぜかうちの地域に出没してるらしい。
昨日の朝、仲間から連絡を受けたジャクソン。家畜を攻撃してるとかで、現場に直行。
すぐにレンジャーに電話したら、「すぐに行くから見張っててくれ!」とのことで、レンジャーが来るまで見張ってたらしい。
この辺にサイがいるという話は一気に広まるから密猟の危険にもさらされてしまうからだ。

そのうちサイをみたことない子供たちが集まってきたとか。
象を見たことない人はいないほど、象はこの辺にたくさんいる。しかし、サイとなるとこの辺でも珍しいのだ。

レンジャーが到着して公園の方角へ追っやろうとするけど
サイって思う方向に進まないらしい。
象を追っ払うのは割かし簡単で思う方向にちゃんと逃げてくれる。サイは追っ払ってるレンジャーの方に突進してきたりするので、追い込みが難しい。

このまま放っておくことは、密猟者に殺られてしまうリスクが高いので必死です。

結局騒動が始まって、7時間後くらいに公園の中に入ったそうです。

そして今日になって分かったこと。
こいつは実はタンザニアから来てたヤツらしい。
で、昨日からマサイマラ国立保護区の住人になりましたー。ケニアのサイ、一匹追加!

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